映画

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ニューヨークで泊まったユースホステルというのが、
大きな中庭のあるユースでした。

ストリートに面する側の建物の真ん中に狭い通用路があって、
宿泊者はみなこの通路を通って出入りしていました。

中庭をはさみ、通路の真向かいに座って、

「これって映画なんだよ」

と(向こうでできた)友達が言いました。

その通路の枠がスクリーンで、宿泊者や通りを通る役者たち。
しかも、CMがないからTVではないんだとか。

となると、電車の窓も映画かな、と今回旅をしていて思いました。

初日は4:35、始発で松戸駅を出発して、20:35に下北駅着。

丸一日かかった旅程の中で観た、

暗い空がうっすらと明るくなっていく様子
ホームに並ぶサラリーマンや学生たち
バッグを小脇に抱えた主婦たち
所々に残っている解け切れなかった雪
1時間に1本の電車に乗り込む高校生の集団
そして駅まで車で迎えに来ている母親たち
山の向こうに沈んでいく太陽と電車に吹き込む冷たい空気
などなど

なんていうのはまさに1日を映画にしたようなもので
時に役者となり時に共観者となってくれた乗客たちは
一期一会という機会を一緒にすごしてくれた有難い存在。

さて、今日(昨日)は、盛岡~平泉~日立と関東まで下ってきました。

やはり寒さが緩んだ分、旅をしているという感覚が薄くなってきました。
それでも訛りを耳にすると異郷の地にいるのだなぁという気になります。

明日は宇都宮で餃子を食べ、
高崎で宮下正次というおじさんに会い、
松戸まで帰ります。

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