暑さ

| トラックバック(0)

千葉でも京都でも大阪でも暑かったんだけれども、香川の夏は蒸し暑い。今年初めて「本当の」夏を感じた気がする。この蒸し暑さはダルさしか引き起こさないが、やっぱり夏はこうじゃないと、となる。去年、夏の帰省を早々に切り上げ、ずっと千葉にいた時には「あれ?もう秋?」という感じだった。夏らしい夏が来ないまま、秋が来てしまった。千葉の人にとってはその夏が「夏」なのんだろうけど、私にとっての「夏」ではなかった。

さてさて、その蒸し暑さの中、ホームページ作成の勉強をしていた。HTML&CSSとJavaScriptの本(注1)を持ってきて、それらの本を読んでいたのだ。HTMLについては一応の勉強はしていたが、HTMLによる表現とCSSによる表現との使い分けが自分の中で明確ではなかった。CSSについて詳しくないという事もあったので、今一度勉強し直した。なんとなくイメージはつかんだ気になり、このページなども手を加えてみた。また、JavaScriptの本は、2年になってJavaの講義を大学で受けたこともあり、非常に分かりやすかった(注2)。以前読んだときはオブジェクトの概念などがチンプンカンプンだったのだが、なるほどとすんなり理解できた。

もともと、ホームページ作成には興味があったので楽しく勉強している。あとは実際にソースを書いて試してみるだけ。そこで、この日本語版のページを近々改装してみようと思う。色々とアイデアはあるので機能的に盛り込んでみるつもりだ。

しかし、この興味は表面的のような気がする。現実逃避というか、一時的な関心に振り回されているのではなかろうか。英語や留学の方も色々と連絡を取ったりしているので、前に書いたような現実逃避とは違うだろう。ただ目の前に状況として「与えられて」いて、それに食いついているだけに過ぎないのかもれしれない。慣れ、だろうか?

生まれてからほとんどの時間を過ごした実家に帰ってきて、その居心地の良さに沈んでいる。なんというか、自分について激しく問う気力のようなモノが沸き起こらない。ここに長居はできない。おそらく(その気力の)ピークは神戸の三ノ宮駅で、神戸第三埠頭行きのバスを暗い道路脇で一人で待っていた30分だろう。京都、大阪と小さな旅をしてきて自分に対する関心が非常に高まってきたように思う。それは、見知らぬ土地を訪れることで自分を変え適応させねばならなかったことに依ると考えられる。つまり、自分が今まで経験してきたものと見知らぬものとの差異を見せつけられることで、その経験してきたものとは何であったのか、何であるのかということを問いつめなくてはならなかった。自己同一性への刺激を生んだのだ。

ちょっと失敗したかなぁ、と思う。というのは、旅行中に日記を付けなかった。日記というのは、このホームページの日記でも雑記でもなく、先月から付け始めたノートのことだ。日記を付けるために旅をするのはつまらない、という考えが先行してしまいノートは全く開いていない。その分、頭の中では色々と刺激を受け、考えを巡り巡らせていたのだが。「日記を付けなくては」という強迫観念めいたものをコントロールできなかった甘さかな。その頭の中を巡った考えは今になっても思い出すことができるのだが、どうも今現在の心と指向性を異にしていて実感がわかない。あの時、何が何でもアウトプットしておくべきだったと後悔している。そう、ちょっとバスに乗り込んで乗船客という目の前の集団の一員になり始めたときから、先に書いた意味での自己の孤立化ができなくなった。讃岐弁も聞こえてくるし、もう既に知り合いはいないかと探し始めていた。

言葉に出して、アウトプットすることは非常に重要なことだと思う。自己を客体化できるし、それによって弁証法的に自己の関心・考えを高次なものへと押し出してくれる。また後からそれを読むことで、その時の気持ちに近づくことができる。やはり、記憶の範囲で抽象的に思い出すのとは違う。次回からは気を付けよう。

それにしても蒸し暑い。今日、法事の準備をしていると汗がタラタラ出てきた。縁側でボーッとしていて、香川県民の県民性(注3)について思い出した。温暖な気候のため粘り強さがないそうである。なるほど、冬は雪なんかつもらないし、夏も朝夕の涼しいうちに農作業を終わらせてしまう。春や秋の気候はまさに快適の一言に尽きる。夏の昼間はこの蒸し暑さのせいで何もやる気が起こらない。しかし、そういった環境に流されず、自分がすべきことは何なのか問いつめ、意識的に働きかけていきたい。満足な豚より不満足なソクラテスたれ。

(注1)
『HTML+CSS Handbook』C&R研究所 (著)
『JavaScript Handbook,3rd edition』宮坂 雅輝 (著)
(注2)
JavaScriptとJavaは全くの別物。
(注3)
県民性ワールド」...参考までに。ちなみにここに香川県民の粘り強さの話は載っておらず。
http://www2k.biglobe.ne.jp/~yano/KENMIN.html

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://dive2me.namaste.jp/mt/mt-tb.cgi/356

ご案内

月別 アーカイブ

ブログパーツ